乳頭や乳輪の悩みを解決します
本来外に出ているべき乳頭が、内側に引っ張られて、乳房内に引きこまれてしまうのが陥没乳頭です。授乳に差し支える場合がある事、美容的に見た目が悪いので治療される方が多いのですが中には凹がひどく、炎症をおこしている方もいらっしゃいます。
授乳目的の方には、乳管を傷つけない様に上に引き上げることを心がけています。
陥没乳頭の手術
陥没乳頭は、乳管自体が短い、または乳管周囲に瘢痕組織が形成されて、乳頭が乳房内に引き込まれることで起こります。
乳頭の両端で架橋することにより乳頭の引き込みを抑制します。
手術後、再陥没予防のために、乳頭の吊り上げ固定を行う場合があります。
特徴
手術は40分程です。
症状によっては術後、乳頭の吊り上げを行うことがあります。
治療後の注意点
当日より胸から下のシャワー浴が可能です。
抜糸は手術7日後となります。
陥没乳頭
149,000円
乳輪の大きさが気になる方や、授乳により、乳輪が大きくなってしまった方に適しています。
乳輪縮小の手術法
乳輪縮小の方法には、外側切除法と内側切除法の2種類があります。
外側切除法
乳輪の外側を切除することにより乳輪を縮小する方法です。大きな範囲で乳輪を縮小できる利点はありますが、乳輪と乳房皮膚の境目がクリアになり、シールを張ったように目立つ場合があります。
内側切除法
乳頭の基部外側を切除することにより乳輪を縮小する方法です。乳輪と乳房皮膚の境目は不鮮明で自然な感じが保たれます。術後放射状のシワが乳輪にできる場合があります。
特徴
手術は60分ほどです。
治療後の注意点
当日より胸から下はシャワー浴が可能です。
抜糸は手術7日後となります。
乳輪縮小
202,000円
未婚未産の方で元々乳首が大きい方、出産授乳で乳首が大きくなった方の両方のケースで大きな乳首を小さくする手術をお引き受けしています。
乳頭縮小の手術法
乳頭縮小の手術法には楔状切除と帯状切除の2種類があります。二つの方法を使い分けることによりその方に合った乳頭縮小を行っています。
楔状切除法
ケーキをカットするように切除部をデザインします。切除した後に残った部分を縫合することにより、乳頭の径が小さくなります。
帯状切除法
乳頭の根元をドーナツ状に切除します。切除後、乳頭はキノコ状の形になります、乳頭を乳房内に埋没させるように縫合することで、乳頭の長さが小さくなります。
特徴
大きさと高さのどちらかまたは、両方を小さくできます。
手術は20~30分程で終わります。
治療後の注意点
当日より胸から下はシャワー浴が可能です。
抜糸は手術7日後となります。
乳頭縮小
110,000円
歪な形の乳頭を丸く、分裂した乳頭を一つにする手術を行っています。手術は、乳頭縮小と同様なテクニックを使いますが、乳頭縮小と比較して難易度の高い手術になります。
どこまで修正が可能であるか、丸い形に形成できるかは診察させていただかないと正確な説明はできません。
変形乳頭の種類
どのような変形をきたしているかによりまったく手術法が異なります。
双頭状変形
乳頭が変形してあたかも乳首が二つあるように見える状態です。
歪状変形
一部が飛び出して全体が歪な感じになっている状態です。飛び出している部位を切除しますが乳頭の辺縁を丸くするためにはテクニックを要します。
雪だるま状変形
乳頭が変形して雪だるまのように2段になっている変形です。手術後授乳を希望するか否かで手術法が変わってくる場合があります。
痕跡状変形
乳頭が無い、または痕跡状になっている状態です。乳頭を形成する手術が必要です。
変形乳頭修正手術の注意点
出来るだけ丸く自然な形になるように形成を試みますが、症状によりまったく丸い形に形成できるとは限りません。
乳頭の形により切開する場所が異なります。