美容外科の名医と出会いたい │ 美容外科の名医と仲良くしたい │ どうしても名医、カリスマ医師に手術してもらいたい │ 混んでいるクリニックを敬遠するな │ HPを見るとき気を付けること │ モニター写真を見る時に注意する事 │ ケンカ腰の患者は嫌われる │ 上から目線の患者はやんわり断られることがある │ 名医と信頼関係を築く
美容外科医の実力はピンきりです。カリスマ医師もいれば研修医もいます。どうせなら手術の上手い医師に手術をしてもらいたいという方が多いと思います。しかしカリスマ医師は、少数ですので、巡り合う確率は低くなります。どうしたら美容外科の名医と出会えるか検証しましょう。
美容外科の名医と出会うことが出来ても、仲よくできなければ、意味がありません。医師と仲良くするというのは、医師の機嫌を取るという意味ではありません。医師と患者がお互いに信頼し合える状況を作るということです。美容外科において医師と患者の信頼関係はとても重要です。美容外科手術は、信頼関係があって初めてなされるべきであるということを強調したいと思います。
カリスマ医師に手術してもらいたいという方が多くいらっしゃいます。どの業界でも同じですが、カリスマと言われる方はごく少数です。そのため、たまたま受診したクリニックに名医がいる可能性は低いと考えたほうが良いでしょう。本当にカリスマ医師に手術してもらいたいということであれば、どの医師が本当のカリスマかを見極め、カリスマ医師を探す努力が必要になります。
インターネット上の広告は、自分のクリニックの優位性、独自性を主張しており、少し見ただけではその違いを判断できないことがあります。家に居ながらにしてカリスマ医師を探すのは困難です。自分で出かけて行って、自分の目や耳で見聞する必要があります。
また、インターネット上に、美容外科名医紹介サイトを見かけることがあります。それらのサイトは、手術別に手っ取り早く名医と言われる先生を紹介すると謳われており、手間が省けるように見受けられます。しかしそれらの中には、特定のクリニックにより運営されていたり、手術料金のキックバックを条件に名医として紹介したりする場合があり、真偽には疑問があります。意味のない医師紹介サイトに引っかからないようにしてほしいと思います。
「待つのが嫌なので、空いているクリニックを選択しました。待ち時間は少なかったのですが、手術は上手くいきませんでした。」と、言われる方がいらっしゃいます。名医のクリニックには患者さんが集まりますので、多くの場合混んでいます。待たないで名医に手術してもらえればそれに越したことはありません。しかし忙しい名医に待ち時間なく手術してもらうのは、難しいと考えるのが普通です。名医に手術してもらいたい場合は、少し待つぐらいの心の余裕を持ち、待たされるクリニックに敢えて、行ってみるのが良いでしょう。その反対に空いているクリニックは、何か問題があるから空いていると考えるのが良いかもしれません。
美容外科のHPはいわゆる宣伝ですので、多くの場合良いことしか書いてありません。ですからホームページを、じっくり見ないという方も多いようです。確かに、一般的なことしか書いていない場合は、HP作成会社に依頼し、美容外科に関して素人のライターが、他のサイトを参考にコピー&ペーストにより書いていることも多く、時間を掛けるのに値しない場合があります。ですから、ごく当たり前のことは、時間をかけて読む必要がありません。
しかし、HPには素人が書いたとは思えない記述が認められることがあります。それはクリニックのスタッフもしくは医師が直接原稿を作製し、掲載している記述です。特に美容外科医の重要なメッセージは、名医選びの参考になることがありので、時間をかけて読んでみてください。きらりと光る記述が多ければ多いほど、独自の情報が多いことになりますので、行ってみる価値があるクリニックということになります。そのようなクリニックでは名医に出会える可能性が高くなります。
モニター写真は、多くの場合、美容外科医の実力を反映します。そのため綺麗な出来栄えであれば、技術力を信じて良いでしょう。特に自分のような症状の手術が行われ、希望通りになっていれば、信じていいと考えられます。
しかし、他の医師が執刀した手術の写真を見せる困ったクリニックがあるので注意してください。写真が異様に古い、外人の写真を使っている、写真が1枚しかない、などの場合は要注意です。以前そのクリニックに在籍していた先生の写真や、お金で買ったモニター写真を見せられることがあるからです。必ず自分の執刀予定の先生の行った写真を見せてもらってください。
他院修正の患者さんに時々見られるのですが、何故かケンカ腰の方がおられます。前のクリニックで失敗した、対応が悪かったということで美容外科に対して不信感があるのは分かりますが、ケンカ腰に文句を言われても対応が出来ません。ケンカ腰で来院されても、手術を引き受けてもらえないことがあります。少なくとも冷静に話が出来る状態で受診されることをお勧めします。
上から目線で会話される方がおられます。その方のキャラで悪気はないのかもしれません。しかし、多くの場合、そのような方は敬遠されます。これは美容外科に限ったことではなく、一般社会でも同様のことです。手術を希望されても、やんわり断られることもあるようです。名医のクリニックは混んでいますので、感じの悪い人、面倒な人は、手術をお受けするのは止めようという雰囲気になることがあり、手術してもらえないということもあるようです。
忙しいクリニックで断られると、暇なクリニックに行って手術せざるを得ないことになり、名医をスルーしてしまうことになってしまいます。名医を探しているということであれば患者さん側の態度を改めなければいけないこともあります。手術を断られた場合は、自分自身の行動に問題が無いか、少し考えるのが良いでしょう。
名医は基本的に親切です。多くの患者さんが悩んで、自分を頼って受診していることを分かっているからです。多少失礼な態度を取っても、その悩み由と、良いように解釈してくれることが多いと思われます。
名医の元には、他院で失敗した症例や、断られた症例など、多くの難しい症例が受診することを忘れてはいけません。多くの方を公平に診察手術するために、時間のロスを気にする場合が多いことを理解する必要があります。
もし、希望があるなら、的確に言えるように、準備しておくのが良いでしょう。日程や予算など明瞭に答えるほうが、歓迎されます。出来る事は出来ると、出来ないことは出来ないと答えてくれるはずです。どっちつかずの返答は、名医を混乱させることにもなり、信頼関係が築く上での障害になります。
名医と言われる人は、多少愛想が悪くても、仕事はキッチリしていますので、無愛想であることは、大目に見るのが良いかもしれません。名医にも人見知りするタイプと、人見知りしないタイプがいます。人見知りする名医の場合は、仲良くなるまで多少時間がかかるかもしれません。信頼関係を築くためには、一般社会で行われていることと同様で、お互いの歩み寄りが必要ですが、一般常識人でとして振る舞えば、特に問題ないでしょう。